はちみつの効能
日本では余り知られていませんが、欧米では、はちみつを使ってミードと言う蜂蜜酒を作っています。
かつて古代から中世ヨーロッパにおいて、婚姻した夫婦がこれを飲んで一ヶ月間、子作りに励みました。
蜂蜜酒には強壮作用があり、子作りに励むには、最適だったのです。そしてこれがHonny Moon、つまりハネムーンの語源となったわけでもあります。
蜂の多産にあやかろうとしたことだけでなく、吸収されやすい活性型のビタミンであったことも関係しているのかもしれませんね。
現代においては、はちみつに抗菌作用があると言われています。他にも消炎作用や、便秘の解消なども。
更に最近の研究では、胃がんの原因にもなるピロリ菌に対して、はちみつが抑制すると言う報告があります。
特にマヌカハニーと呼ばれるニュージーランドの、マヌカと呼ばれる樹木のはちみつは、ピロリ菌を死滅させることが出来るのです。
日本人は先進国の中でも感染者が多く、また高齢になればなるほど感染率が高くなります。
そう言った方には、是非、摂取してもらいたいはちみつですね。
はちみつの、8割くらいは糖分でできています。その糖分は主に、果糖とぶどう糖に分類されます。
果糖、ぶどう糖ともに、単糖類なので、吸収されやすいのです。
運動して、体が疲れている時には、はちみつ入りの栄養ドリンクなどがオススメです。
はちみつの栄養素について
はちみつにはビタミン類やミネラル類などと言った様々な栄養素が含まれており、
今話題の酵素も含まれています。
そして含まれるビタミンは、なんと92%が活性型。つまり吸収しやすいビタミンと言うことなのです。
元々はミツバチが子である幼虫に与える唯一の物質なのですから、
それだけ栄養が豊富で、かつ、吸収しやすいのも納得出来る話でしょう。
しかし、はちみつはどんな植物から採れた蜜なのかで、成分が大きく異なります。
それは成分表や味見をするまでもなく、見たり、匂いをかいだりするだけでも、一般人が違うと認識出来るほど。
その中からお気に入りを選ぶのも、心の栄養になることでしょう。
また「はちみつ」と称して売られていても、よくよく成分表示を見ると加糖… 人工甘味料や水あめなどを入れて、安価にしたものが売られています。
こう言ったものでは、到底、栄養素も期待出来ません。
ですから「純粋」と表示された「添加物を一切加えない物」、つまり「公正取引マーク」の付いた確かな製品を、
信頼出来る店で購入されることを、強くお奨めします。
但し、栄養があるからと言って、乳幼児に決して与えてはいけません。
ボツリヌス菌の混入の可能性と、幼いが故の耐性の無さの為、食中毒の原因になる可能性があるからです。
これは注意してください。
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